囲碁の最年長対局記録を更新した97歳の杉内寿子八段が「最年長勝利記録」をかけて対局に臨みましたが、対局に敗れ新記録の達成はなりませんでした。なお、この対局で自身の最年長対局記録は97歳1カ月19日に更新しました。

 杉内寿子八段(97)と遠藤悦史八段(52)の対局は東京・千代田区の日本棋院で、25日午前10時から始まりました。

 昭和2年・1927年3月6日生まれの杉内八段は今月11日の対局で「最年長対局記録」を達成しましたが、この対局で自らの記録を14日更新して97歳1カ月19日としました。

 さらに、この対局に勝てば、2017年に亡くなった夫の杉内雅男九段が持つ96歳10カ月4日の「最年長勝利記録」を更新して新記録の達成でしたが、遠藤八段に敗れ新記録はなりませんでした。