歴史的な円安水準が続くなか、政府の為替介入への考えを問われた鈴木財務大臣は「必要があれば適切な対応を堂々と取っていきたい」と応じました。

鈴木財務大臣 「私どもといたしましては市場の動向をしっかりと見る。必要があれば適切な対応を堂々と取っていきたい」

 為替介入を巡っては先週、政府が複数回の円買い介入を行った可能性が指摘されていますが、政府はその有無を明らかにしていません。

 歴史的な円安が続く円相場に経済界からは懸念の声が上がっていて、日商の小林会頭は9日に「通貨の安定は国の安定と同じ。堂々と通貨操作をすればいい」などと指摘していました。