日本銀行の金融政策決定会合は2日目を迎えています。市場では3会合連続で利上げを見送るとの見方が強まるなか、国債買い入れの減額計画を見直すかどうかも焦点です。

 開催中のG7サミット(主要7カ国首脳会議)では石破総理大臣がトランプ大統領との首脳会談に臨みましたが、関税については合意に至らず、先行きは依然として不透明なままです。

 このため市場は、日銀が今回も利上げを見送ると見ています。

 こうしたなか、もう1つの焦点が国債の大規模買い入れの減額計画です。

 計画を決めた去年7月と比べて長期金利が大幅に上昇するなか、四半期ごとに4000億円ずつ減額する計画を見直すかどうか注目されています。