16日午後、仙台市泉区の歩道で不審物が見つかり、周辺の道路が一時封鎖された騒動で、見つかった不審物は、ラジオやデジタルカメラなどだったことが分かりました。
警察によりますと、16日午後5時ごろ、仙台市泉区上谷刈の歩道上で、「不審なバッグが路上に落ちている」と通行人が近くの交番に届け出ました。
警察が現場に駆け付けたところ、ビジネスバッグのような黒い手提げかばんが見つかり、中には白いビニールテープで巻かれた、黄色い紙の包みがが入っていたということです。
警察が周辺の道路を規制して対応にあたり、機動隊の爆発物処理班が午後7時25分、紙の包みを回収しました。
その後警察の施設で調査したところ、包みの中身はラジオやデジタルカメラ、腕時計などだったということです。
爆発などの恐れがあるものは見つかりませんでした。
警察は拾得物として、持ち主を探しています。
現場は飲食店などが入る商業施設「ブランチ仙台」前の交差点で、周囲は一時騒然としました。