ロシアのカムチャツカ半島にあるクラシェニンニコフ火山が600年ぶりに噴火しました。地震との関連が指摘されています。
3日未明、カムチャツカ半島のクラシェニンニコフ火山で新たな噴火が確認されたことが明らかになりました。
この火山の噴火は600年ぶりだということです。
先月30日の地震発生後にはクリュチェフスカヤ山が噴火するなど、火山活動が活発になっていて、専門家は地震との関連を指摘しています。
また、気象庁によりますと、日本時間の今月3日午後2時半すぎ、カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード7.0の地震がありました。
この地震による日本への津波の影響はないということです。
ロシア非常事態省カムチャツカ地方本部はSNSで、太平洋沿岸の周辺海域で最大19センチの津波が発生する可能性があるとし、地元の住民に注意を呼び掛けています。
先月30日にマグニチュード8.8の地震を観測したカムチャツカ半島付近では、過去24時間に90回以上の地震が発生しています。