ロイター通信によりますと、アメリカの代表的な株価指数S&P500の企業で、今年少なくとも41人のCEOが退任しました。

 CEOの交代ペースは、過去20年間で最も速い水準となっています。

 背景には高いインフレや、トランプ政権の関税政策で経営環境が一段と複雑になっていることが上げられます。

 S&P500が最高値を更新する場面もある一方で、株価が上がらない企業では物言う株主が影響力を強めていて、CEOの交代を迫る動きも広がっているということです。

(「グッド!モーニング」2025年8月4日放送分より)