先週の台風25号の上陸で大きな被害があったフィリピンで、今度は台風26号が上陸し、さらなる被害が懸念されています。

 フィリピン当局によりますと9日、台風26号の上陸に備え、フィリピン全土で避難が呼び掛けられ、130万人以上が避難したということです。

 現地メディアは、これまでに少なくとも2人が死亡したと報じています。

 ルソン島では10日、学校や政府機関の閉鎖が決まっているほか、多くの航空便が欠航となっています。

 フィリピンでは4日に台風25号が上陸したばかりで、224人が死亡、109人が行方不明となっています。

 台風26号は、14日には沖縄本島付近に接近し熱帯低気圧に変わる見込みです。