生成AIによるなりすましのリスクが高まるなか、本人確認などのための「一人にひとつのデジタルID」を運営する取り組みに東京大学が連携すると発表しました。

 「ワールドID」は顔と目の虹彩を登録することで一人に一つのアカウントのみ発行されるデジタルIDで、現在はマッチングアプリの「Tinder」で試験的に使われています。

 本人であることの証明として人型の青いバッジが表示されます。

 このIDの管理・運営に使われるサーバーについて、東京大学が世界で5カ所目の拠点として管理を行うと発表しました。

東京大学 松尾豊教授 「こういう新しい時代のインターネットの拠点みたいなものが、このプルーフオブヒューマンの拠点なんじゃないかと、そんな思いもありまして、ぜひ進めたいと思って連携を進めさせていただきました」

 生成AIの普及とともにAI(人工知能)エージェントやボットなどの活用が広がるにつれて、なりすましや詐欺などのリスクが高まる恐れがあることから、「人間であることの証明」が重要になると指摘しています。