11月9日から秋の火災予防運動が始まり、宮城県塩釜市の高齢者施設では火災が発生した想定で訓練が行われました。

 高齢者施設の利用者や職員、消防など訳160人が参加しました訓練は、施設の1階で火災が発生した想定で行われ、職員が施設の利用者を車いすやベットに乗せて外に避難させる手順を確認しました。

 消防はベランダや屋上に避難して逃げ遅れた人をはしご車で救助したり、ポンプ車による放水で消火に当たったりしました。

 塩釜地区消防本部引地由夫次長「分かっているのと有事の際にできるのとでは全然違うということですので、定期的にこのような訓練を実働として行っていただいて確認をしていただくことが普段からの強みに反映していくかと」

 塩釜地区消防本部管内では2023年、42件の火災が発生し2人が死亡しています。