宮城県石巻市で震災の復興事業完結記念イベントが開催され、斎藤正美市長は地域の活性化を加速させる考えを示しました。

 イベントには、支援を受けた各省庁や全国の自治体などから約600人が出席しました。

 これまで取り組んできた復興事業をまとめた映像が上映されたほか、各事業を紹介するパネルが展示されています。

 震災遺構の門脇小学校や、いしのまき元気いちばなど復興事業で整備した施設など巡るバスも運行されました。

 市民「移転して減ってると思うんですけど、もっと人が集まるような良い街になっていただければと思います」

 石巻市では、国の復興財源を使った事業が3月に完了した一方、ほかの財源を使った道路整備などの工事は続いています。

 斎藤正美石巻市長「復興後の石巻の活性化、地域経済の立て直しを更に加速していかなくちゃいけない。新たな旅立ちの時と思っていただきたいなと思っております」