仙台市青葉区国分町で経営している飲食店で、就労資格の無いベトナム人の男を働かせたとして逮捕されたベトナム人経営者の男の身柄が、仙台地検に送られました。

 出入国管理法違反の疑いで送検されたのは、ベトナム国籍の会社経営者ファン・ヴィエット・フック容疑者(30)です。

 ファン容疑者は2021年5月から2023年8月にかけて、自分が経営する青葉区国分町の飲食店で在留期限が過ぎた元技能実習生のベトナム人の男を不法就労させた疑いが持たれています。

 この飲食店は不定期で営業していて、店への立ち入りはベトナム人に限定していたということです。

 警察は捜査に支障があるとして、ファン容疑者の認否を明らかにしていません。

 警察は20日、飲食店の家宅捜索で関係書類を数十点押収していて、詳しい経営状況を調べています。