宮城県農業高校の生徒が飼育し、今年の和牛甲子園に出品した仙台牛が、宮城県岩沼市のスーパーマーケットで、高校生たちの手によって販売されました。

 週末びっくり市・岩沼店では、宮城県農業高校の生徒2人が店頭に立ち、焼肉用や、すき焼き用などの牛肉4種類を販売しました。

 販売されたのは生徒たちが2021年から育てた牛で、農業系の高校生が和牛の品質を競い合う、和牛甲子園に出品し、最高ランクの「A5」に格付けされた仙台牛です。

 購入客「すごく立派でおいしそうで、ついつい予定以上に買ってしまいました」

 宮城県農業高校3年・及川ゆららさん「育てているうちに愛情や愛着が湧いてくるので、別れは悲しかったけれども、その分こうやってお客さんに良いお肉として食べて頂くことができるので嬉しい」

 店では28日も、この仙台牛を販売するということです。