ベガルタ仙台の2023年度の収支は、2期連続の単年度黒字となる見通しです。入場料収入の増加が貢献しました。

 ベガルタ仙台は26日に取締役会を開き、2023年度は3000万円の黒字となる見通しを報告しました。

 中間決算では、スポンサー収入の低下で2400万円の赤字を見込んでいましたが、スタジアムのほぼ全域で声出し応援が可能となったことを受けて観客動員が増え、入場料収入も約5900万円増加しました。

 勝利給などトップチームの経費が減少したことも関係し、2期連続での黒字となる見込みです。

 板橋秀樹社長「まず勝つこと、戦う姿勢をしっかりと見せることで結果以上にお客様の支持を獲得していきたい」

 会見では、東北学院大学の泉キャンパス跡地に建設する練習場について、2月に着工することも明らかにされました。2024年度の完成を目指します。