政府は、春の褒章の受章者を発表しました。芸術・文化の分野で活躍した人や団体に贈られる紫綬褒章には、俳優の原田美枝子さん(65)や段田安則さん(67)らが選ばれました。

 原田美枝子さんは1974年に15歳で映画デビューし、今年が50周年です。

 紫綬褒章の受章に「とてもうれしいです。この長い道のりを、生き方も含めて評価していただいたようで、ふっと、肩の力が抜けた気がします」とコメントしました。

 段田安則さんは舞台だけでなく、テレビ・映画でもシリアスな作品からコメディーまで幅広く活躍しています。

 段田さんは「望外の喜びです。俳優はゼロからは何も生み出せません。一緒に仕事をさせていただいた方々のお力添えに感謝いたします」とコメントを寄せました。