震災後、新たに造成された宮城県石巻市の万石浦の干潟で、今シーズンのアサリ漁が始まりました。

 坪谷歩香記者「皆さん黙々と作業をしています。干潟を掘るとたくさんのアサリをとることができます」

 万石浦では漁協の組合員やその家族ら約100人が、熊手を使って砂をかき分けてアサリを掘り出していきました。

 万石浦は震災前、年間50トンの生産量を誇るアサリの産地でしたが、震災による地盤沈下で干潟が失われました。復旧工事で約4ヘクタールの干潟が造成され、2017年からアサリ漁を再開しています。

 とれたアサリは宮城県のスーパーなどで販売されます。