3日から宮城県白石市で始まる全日本こけしコンクールを前に、表彰式が行われました。

 全日本こけしコンクールは毎年ゴールデンウイークに合わせて開催されていて、今回は国内外157人の職人が701点を出品しました。

 審査の結果、最高賞の内閣総理大臣賞には青森県東北町の本間直子さんの作品が選ばれました。

 宮城県の出品者では、最高賞に次ぐ経済産業大臣賞に白石市の鎌田美奈枝さんの作品が選ばれました。鎌田さんはこけし工房の家に嫁ぎ、弥治郎系の伝統こけしを34年間にわたって創作し続けてきました。

 鎌田美奈枝さん「まず癒やし、こけしはそれさえ皆に楽しんでもらえれば一番いいかなと思ってるんですけどね」

 全日本こけしコンクールは、3日から5日まで白石市のホワイトキューブで開催されます。