アメリカのトランプ大統領との会談を終えた石破総理大臣は「率直な議論を行った」と述べました。関税協議は合意に至りませんでした。

石破総理大臣 「本日トランプ大統領との間でも率直な議論を行い、担当閣僚に対してさらに協議を進めるよう指示をすることで一致をいたしました。今なお双方の認識が一致していない、そういう点が残っておりますのでパッケージ全体としての合意には至っておりません」

 会談はG7が開催されているカナダで、およそ30分に渡って行われました。

 石破総理は「互いの国益実現のため腹蔵なく意見交換した」と述べ、「わが国にとって例えば自動車は本当に大きな国益だ」と指摘しました。

 合意の時期については「相手のあることなので申し上げるのは困難だ」としています。