日本銀行は16日から行われていた金融政策決定会合で、現在の政策を維持することを全員一致で決め、追加の利上げを見送りました。
日銀が利上げを見送るのは3会合連続で、政策金利である短期金利の誘導目標を引き続き0.5%程度に据え置きます。
アメリカの関税政策の先行きが依然として不透明ななかで、経済と物価の状況を慎重に見極める方針です。
また、去年7月の会合で決めた国債の大規模買い入れの減額計画については、四半期ごとに4000億円程度ずつ削減するとしたこれまでの計画を見直し、来年4月以降は減額幅を2000億円程度に縮小します。