楽天イーグルスは13日からホームでセ・リーグ首位の阪神と対戦。連日の総力戦を制し今シーズン最多タイの4連勝です。

 13日の第1戦。楽天は4回裏に1点差としなおも続くチャンスで、8番ライトでスタメン出場した武藤のタイムリースリーベースで逆転に成功します。

 最後は5番手の則本が1点を守り切り、カード初戦を制します。

 雨が降りしきる中行われた14日の2戦目。1点リードの9回裏のマウンドには加治屋が登ります。古巣の阪神相手に制球が定まらず、押し出しのフォアボールで同点に追いつかれます。なおも満塁は続きますが、小畑のセカンドへの当たりを小深田、石原、宗山が珍しい4−2−6のダブルプレーを完成させて窮地を脱します。

 勝負は延長戦へ突入し延長10回裏、サヨナラのチャンスで石原の今シーズン初ヒットが劇的なサヨナラ打になり、5時間10分の熱戦を制しました。

 15日の3戦目も延長戦に突入します。2−2で迎えた11回表、楽天の6番手ルーキー江原が対するは4番佐藤輝明はセンターオーバーの大飛球をホームランと確信し、ゆっくり歩きだしますが打球はフェンス直撃。シングルヒットになります。

 江原はこのミスにも助けられ無失点で切り抜けます。

 楽天は12回裏、ここまで4三振の宗山が2ベースヒットを放ちサヨナラのチャンスを作ります。更に1塁3塁とつないで代打黒川のセカンドへの当たりで3塁ランナー宗山が激走し2試合連続のサヨナラ勝ち。

 楽天はセ・リーグ首位阪神に全勝し、今シーズン最多タイの4連勝です。

【13日】楽天3−2阪神
【14日】楽天5×ー4阪神
【15日】楽天3×ー2阪神 @楽天モバイルパーク宮城