20日、JR山手線の電車内でモバイルバッテリーが発火し、乗客5人がけがをしました。この混乱で乗客が線路に降り、山手線など複数の路線が一時運転を見合わせました。
午後4時ごろ、JR山手線の新大久保から新宿駅間を走る電車内でモバイルバッテリーから火が出ました。
警視庁などによりますと、モバイルバッテリーを持っていた30代の女性がやけどをするなどして病院に搬送され、4人が逃げる際に足をひねるなどしてけがをしました。
また、この混乱で、電車の乗客が線路に降りた影響で、JR山手線の全線や同じ区間を走る中央線などが、最大2時間運転を見合わせました。
乗客およそ9万8000人に影響が出たということです。