任期満了に伴う仙台市長選挙が、20日に告示されました。これまでのところ、現職1人と新人3人の計4人が立候補を届け出ています。

 これまでに仙台市長選挙に立候補を届け出たのは届け出順にいずれも無所属で、3選を目指す現職の郡和子候補(68)、地域ラジオ局社長で新人の野田紀子候補(76)、元自衛官で新人の菅原武大候補(60)、元会社員で新人の松本剛候補(48)の4人です。

 郡和子候補「2期8年仙台のために様々な取り組みを進めてまいりましたが、これからも皆様と一緒に仙台の未来を確たるものとするために、引き続きその責任を負わせていただきたい。子育てしやすい街を確たるものとしてまいりたいと考えいます」

 野田紀子候補「仙台市なかなか自分たちのこと考えてくれてるんだなっていうことが分かっていくような、そういう仙台市にしたいって本当に思っています。そのためにも私は予算を全面的に見直す、確認するっていうことをやりたいなって思っています」

 菅原武大候補「国民の皆様が明るく楽しく日本に未来があるなというのは目標なんですけど、仙台市が日本の中心となって日本国を良くするというそれを目指していますね」

 松本剛候補「350億円をかけて、今新しい音楽ホールを造る必要があるのか。給食費、保育料、屋内遊び場これを無償化し圧倒的な子育て支援を進めます」

 今回の市長選では、現職の2期8年の市政運営の評価やいじめ対策、市中心部の活性化策などが争点になります。

 19日現在の仙台市の有権者数は、90万8708人です。立候補の届け出は20日午後5時までです。

 仙台市長選挙は、8月3日投票で即日開票されます。