津波警報の影響による鉄道の運転見合わせが拡大しています。

 JR東日本によりますと、30日午後3時現在、湘南新宿ラインでは東海道線と横須賀線との直通運転を見合わせています。

 さらに、東海道線の全線と伊東線の全線、横須賀線の大船と久里浜の間、内房線の千葉と安房鴨川の間、外房線の茂原と安房鴨川の間などで運転を見合わせています。

 また、小田急江ノ島線は藤沢と片瀬江ノ島の間で運転を見合わせ、ロマンスカーは一部運休しています。

 京急本線は堀ノ内と浦賀の間、京急久里浜線は堀ノ内と三崎口の間、京急逗子線の金沢八景と逗子・葉山の間で運転を見合わせています。

 いずれも再開のめどは立っていません。

 津波警報による空の便への影響が拡大しています。

 午前9時40分ごろ、仙台空港の滑走路が閉鎖されたことで、全日空は午後3時現在、仙台空港発着の30日の19便と31日の2便を欠航。日本航空は午後4時現在で22便を欠航するなど、航空各社は相次いで運航を見合わせていて、合わせておよそ5700人に影響が出ています。