春のセンバツ出場につながる秋の高校野球東北大会が岩手県で開催されています。宮城第1代表の仙台育英は、初戦で17安打14得点と投打で強さを見せ準々決勝進出です。
仙台育英は秋田第3代表の秋田中央と対戦。2回表に2アウト1塁3塁のチャンスで倉田と続く田山の連続タイムリーで2点を先制します。
仙台育英の先発は公式戦初先発の1年生古川。「安定感はチーム一」と須江監督も信頼を寄せています。2回裏に2アウト1塁3塁とされますが、三振を奪いピンチを切り抜けます。
仙台育英はこの後2点を加え4点リードで迎えた5回表、2アウト満塁のチャンスで再び田山がライトスタンドへ満塁ホームランを放ち、8−0と秋田中央を突き放します。
先発古川は5回まで投げ3安打無失点と好投し、打線も17安打14得点と投打で圧倒した仙台育英が6回コールドで準々決勝進出です。
仙台育英田山纏選手「満塁ホームランを打った後の打席が、しっかり逆方向とかに打つ意識をしているんですけど打てていないので、そこは成長できるかなと思うのでしっかり改善していきたいです」
仙台育英は12日に準々決勝で福島第1代表の聖光学院と対戦します。前年秋の東北大会では準々決勝で聖光学院に敗れているだけに、雪辱を懸けた大一番となりそうです。
【2回戦】秋田中央0−14仙台育英(6回コールド)@きたぎんボールパーク(岩手・盛岡市)