春のセンバツにつながる秋の高校野球東北大会です。東北が準決勝で花巻東と対戦しましたが惜しくも敗れ、3年ぶりの決勝進出はなりませんでした。

 2試合連続で序盤にリードを奪い勝ち上がってきた東北は4回表、エース和泉が1アウト2塁3塁のピンチを背負うと、花巻東の齋藤にライト前タイムリーを浴び今大会初めて先制を許します。更に2アウト満塁とされると菊地にレフト前タイムリーを許しへランナー2人が返ります。この後も追加点を奪われ花巻東に4点をリードされます。

 4回裏、東北はこの回先頭の進藤がライトへ3ベースヒットを放ちチャンスを作ります。1アウトを取られますが三浦のファーストゴロの間に進藤がホームインし1点を返します。

 東北は9回裏にも2アウト1塁2塁と粘りを見せますが、最後まで花巻東の投手陣を攻略できず1−4で敗れ、3年ぶりの決勝進出はなりませんでした。

 東北松本叶大主将「フィジカル面で負けていた。冬はトレーニングして強豪に勝てるフィジカルになって野球がしたい」

 春のセンバツ、東北地区からの出場枠は3校です。準決勝で敗れた東北も選出の可能性はあります。選考委員会は、2026年1月30日に行われます。

【準決勝】東北1-4花巻東@きたぎんボールパーク(岩手・盛岡市)