台湾当局は中国軍の演習の影響で航空便に大きな影響が出たものの、国際線の欠航はなかったと明らかにしました。
2日目となった中国軍の演習のため30日、台湾本島と離島を結ぶ航空便などに欠航が相次ぎました。
中国本土に向かう便にも遅れなどの影響が出ました。
台北の空港利用者 「福建省に旅行する計画だったけれど、軍事演習の影響で便が遅れてしまった。当初予定の10時すぎの出発はできなかった」
台湾当局は国際線の941便の運航に影響が及んだと公表しました。
ルート変更などを余儀なくされたとみられますが、国際線の欠航はなかったということです。
また台湾国防部は会見で、30日の演習で、周辺の海域に設定された演習区域に27発のロケット弾の着弾を確認したとしています。
頼清徳総統は「地域の安全と国際秩序に対する公然たる挑発であり、もっとも厳しい非難を表明する」とSNSに投稿しました。