連日、クマが目撃されている仙台市の住宅街では、26日夜から27日未明にかけてもクマの目撃が相次ぎました。いずれも川をさかのぼって移動した同一個体とみられています。

 26日午後9時ごろ、仙台市宮城野区原町の梅田川で、通行人から「クマが土手を歩いている」と警察に通報がありました。クマはその後、午後10時ごろには青葉区上杉で、午後10時50分ごろには青葉区あけぼの町で、いずれも梅田川を歩く姿が確認されています。

 さらに27日午前1時ごろには、青葉区東勝山の住宅街を水の森公園方面に歩く姿が、午前3時半ごろには泉区長命ケ丘の住宅街を七北田川方面に歩く姿が目撃されました。

 仙台市内では24日以降、クマの目撃が相次いでいて市はいずれも同一の個体とみています。市は夜間の移動の際は周囲に注意するよう呼び掛けています。