今年の生鮮カツオの記録的な不漁が、気仙沼市の関連業者の売り上げなどに打撃となっていることが分かりました。

 気仙沼港では今年、生鮮カツオの水揚げ量が4300tあまりと、去年の1割ほどに留まり、28年続いていた日本一の記録が途絶えました。

 気仙沼市商工会議所が仲買や運送など関連する225社にアンケートをしたところ、回答があった51社のうち7割近い35社が、「売上げへ影響があった」と答えました。

 これらのうち21社が「補助金や助成金」、11社が「原料支援確保」の対策を求めています。

 商工会議所では、市に支援を要望するとともに年明けに、関係者を集め意見交換することにしています。