30日午前、仙台市青葉区作並の温泉旅館の敷地内でクマが目撃されました。現在もクマは敷地内に留まっているとみられます。
警察によりますと、30日午前10時50分ごろ、仙台市青葉区の「大江戸温泉物語Premium 仙台作並」の地下にあるごみ集積場で、ごみをあさっているクマを従業員が目撃しました。
通報を受け、警察官が現場に駆けつけましたが、クマがごみ集積場から出ていく様子が目撃されておらず、中からガサガサという音が聞こえることなどから、約5時間が経過した現在も、同じ場所に留まっているとみられるということです。
旅館では、客に対し建物の外に出ないよう呼びかけている他、露天風呂の利用を停止しているということです。
ごみ集積所はコンクリートに囲まれた場所で、警察は仙台市と対応を協議しています。
仙台市内では今月に入ってからもクマの目撃が相次いでいて、市では生ゴミの管理の徹底などを呼び掛けています。