ドイツ西部でクリスマス休暇中に何者かが銀行に侵入し、金庫からおよそ55億円相当の金品が盗まれました。

 現地メディアなどは30日、ドイツ西部ゲルゼンキルヘンの銀行で、顧客2500人以上の貸金庫からおよそ3000万ユーロ=およそ55億円相当の金品が盗まれたと報じました。

 犯人は隣接する駐車場から銀行に侵入し、特殊なドリルで金庫室の壁に穴を開けたとみられます。

 事件は29日未明に火災報知機が鳴り、警察と消防が駆け付けたことで発覚しました。

 男ら数人が大きなバッグを持っていたとの目撃情報もあり、警察が犯人の行方を追っています。

 30日には、被害を心配した顧客およそ200人が銀行に詰めかける事態となりました。