イラン情勢を受けて原油の先物価格が急上昇し、市場は株安・円安で反応しました。

 市場は協議の結果を「期待が裏切られた」と受け止めた一方で、「トランプ大統領の真意が分からない」と様子見の姿勢も強めています。

岩井コスモ証券 担当者 「(アメリカ・イランは)継続して協議するということですので(日経平均の)下げ幅は限定的」

 ホルムズ海峡を巡る不透明さも増したことで、国際指標となる原油の先物価格は、再び1バレル=100ドルの大台を超えました。

 これを受けて日経平均株価は一時600円余り下落しましたが、その後は方向感が定まらず、午前の終値は先週末より566円安い5万6357円でした。

 市場の関心は引き続き「原油価格」にあります。

 外国為替市場では、原油の購入のためのドル買いもあって円安が進み、1ドル=160円の節目に近付いています。

 債券市場では物価上昇への懸念から長期金利が上昇し、27年ぶりの2.5%が目前です。

 市場はまだまだトランプ大統領の発言に振り回されそうです。