中東情勢の緊迫化を受けた原油不安の影響は、農業にも及んでいます。こうした中、宮城県涌谷町では早くも今シーズンの田植えが始まりました。

 涌谷町吉住の黒沢伸嘉さんが植えた品種おもてなしは、ひとめぼれが突然変異した極早生種で、ひとめぼれより3週間ほど早く収穫できます。

 3月5日に種をまきましたが、天候に恵まれて順調に育ったということで苗は15センチほどになっています。

 イラン情勢の悪化を契機とした原油の供給不安では、農業も燃料費や資材費の高騰などの影響を受けています。

 黒沢伸嘉さん「農家だけではなく他の業界でも値段が上がっていますので、致し方ないかなと思っております。その中で私どもができる企業努力っていうんですかね、その中で何とか値上がりの方をクリアしていければなと。おいしいお米に仕上がる予定でございますので、是非消費者の皆さんは8月お盆中に食卓で待っていていただきたいなと思っております」

 7ヘクタールに作付けし、稲刈りは8月中旬を予定しているということです。

 東北学院大学五橋キャンパスでは、宮城県産のひとめぼれで作ったおにぎり500個が学生に配布されました。

 JAグループ宮城が農業について考えるきっかけを作るとともに、食費の高騰に苦しむ大学生を支援しようと3年前から宮城県の大学で始めた取り組みです。

 学生「最近おにぎり高くなっているので、無料でもらえてうれしいです」「朝ご飯食べられなかったんですよ。朝起きるのがいつも遅いので。ありがたいです」

 おにぎりは6月、10月、12月にも学生に配られます。