東北の麻薬王と呼ばれた薬物売買グループのリーダー格の男が逮捕起訴された事件で、宮城県警は関係先の暴力団事務所を家宅捜索しました。

 南湖子記者「午後1時半前です。捜査員らが高橋被告の関係先、指定暴力団住吉会傘下組織事務所に続々と入っていきます」

 宮城県警は23日、麻薬特例法違反の疑いで宮城県石巻市にある指定暴力団住吉会傘下の組織事務所を家宅捜索しました。

 事件をめぐっては、薬物売買グループのリーダー格で無職の高橋敏夫被告(72)が覚醒剤取締法違反などの罪で起訴され、裁判で審理が行われています。

 高橋被告は40年以上にわたり薬物の密売を繰り返していたとみられていて、購入客から東北の麻薬王と呼ばれていました。

 高橋被告の薬物売買グループは他に男女4人も逮捕されていて、これまでの調べにいずれも容疑をおおむね認めているということです。

 警察によりますと、家宅捜索では組織事務所から段ボール1箱分の関係資料を押収したということです。

 高橋被告は裁判で薬物の入手先として暴力団を挙げていて、警察は高橋被告の薬物売買グループから暴力団に資金が流れていたとみて詳しく調べています。