山火事の延焼が続く岩手県大槌町では、数年前から始まった養殖のサーモンをPRするイベントが6月に計画されています。しかし、開催に向けた準備は鎮火のめどが立たず止まっています。

大槌町観光交流協会 臺隆裕さん 「春先から行われる予定だったイベントに関しての情報発信が今のところできていない」

 大槌町は江戸時代からサケの漁が盛んでした。東日本大震災で打撃を受けた漁業を復活させるため、数年前からサーモンの養殖が始まったということです。

 毎年6月には「岩手大槌サーモン祭り」が開催され、町をあげてPRしています。

 ことしはおよそ2万人の集客を見込んでいるということですが、山火事の影響でチラシの配布やSNSでの情報発信ができない状態が続いています。

大槌町観光交流協会 臺隆裕さん 「めどは何も立っていない状態ではあるんですけれども、やはりイベントをここで全く手をつけないというわけにはいかないので、できる限りの準備は進めておきたい」

 祭りではサーモンのつかみ取りが人気で、ことしもすでに予約が入っているといいます。

 観光協会は「山火事がおさまったときに町に元気を取り戻すイベントにしたい」と前を見据えていました。