今月こんなデータが公表されました。宮城県内の自転車ヘルメット着用率わずか2割。

 自転車ヘルメットの着用が努力義務となったのが2023年、その年の着用率は10.8%でした。その後様々なキャンペーンなどによって着用率は年々上昇していき2026年は20%と3年前の「ほぼ倍」に増えました。

 しかし、全国の着用率を重ねてみると、2023年は13.5%、2026年は24.4%と宮城県は全国平均を4年連続で下回っているんです。

 そこで今日のギモンはこちら!

 被って安心最新の自転車ヘルメット事情とは?

 ヘルメットの効果を検証したこちらの映像をご覧ください。

 こちらは、JAFによるヘルメットの効果を検証した実験です。衝突や転倒による衝撃が脳に及ぼす影響度はHICという指標で表されます。

 HICが700を超えると死亡の危険性が出てくるのですが…ヘルメットを被らなかった場合はHICが888となりました。

 一方で、ヘルメットを被った場合は、HICが288と脳に及ぼす影響度が3分の1程度に軽減していることが分かります。

 県警によりますと、2021年からの5年間で、県内では22人が自転車事故で亡くなりました。

 このうち15人が頭部を損傷していてヘルメットを被っていた人は1人ということです。

 そして、県内の自転車事故当事者に、ヘルメットを着用していなかった理由を聞いてみると、周りが着用していない、面倒くさい、カッコ悪いなどの理由が挙げられています。

 様々な理由で敬遠されがちなヘルメットですが、実は多様化しているんです。

 訪れたのは、早坂サイクル仙台中央店。子ども用から大人用まで数多くの種類の自転車はもちろん、常時100点以上のヘルメットも取り揃えています。

 早坂サイクル仙台中央店・千葉勇太副店長「自転車用ヘルメットと一口に言っても、色々なデザインがあり、これは街乗り用ヘルメットとして紹介していますが、よく想像されるヘルメット違って、おしゃれでかわいらしいデザインも置いている」

 カジュアルな服装にも合う色やデザインで女性に人気だということです。

 照井眞貴記者リポート「一見おしゃれな帽子に見えますが、実はヘルメットなんです」

 外側がアウトドア用の帽子のような素材でできていて被っていてもヘルメットだと感じさせないデザインとなっています。

 一方で、前にライト、後ろに方向指示器が付いたものや、派手でかわいいものなどヘルメットの存在感を主張するデザインのものもあります。

 そしてヘルメットを選ぶ時は試着をすることが大事です。大きすぎてずれたり、小さすぎて浮かんだりせず、被ったときに少し抵抗があるぐらいのフィット感の高いものを選びましょう。

 早坂サイクル仙台中央店・千葉勇太副店長「今まで自分が大丈夫だったからこれからも大丈夫だではなく、明日起こるかもしれないアクシデントにぜひ備えてもらいたい」

 県内には、ヘルメット着用率を上げるために補助金を出している自治体もあるんです。

 安全基準に適合しているなどの条件を満たせば、気仙沼市や角田市では2000円、名取市では3000円の補助金が支給されるということです。お住まいの自治体にぜひ確認してみてください。

 もしもの時、脳へのダメージは3分の1になるというデータもあります。ぜひお気に入りを見つけて楽しくて安全な自転車ライフを送ってください。