「旧優生保護法 強制不妊手術をめぐる一連の報道」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

1997年、報道部にかかってきた1本の電話。
電話口の女性は、全国で初めて優生手術による被害を訴えた仙台市の飯塚淳子さん(仮名)でした。
飯塚さんは、「優生手術の被害を世間に訴えたい。マスコミはどこも取り上げてくれない」と切実に訴えました。
電話をきっかけに、私たちの取材が始まりました。
すると、「不良な子孫の出生を防止する」ことを目的にした法律が存在し、
本人の同意がないまま手術が行われていたという事実が明らかになりました。
2000年にドキュメンタリー番組を制作し、この問題を全国に発信しましたが、
国は被害に向き合わず、社会に残る差別や偏見は変わることはありませんでした。
その後、2018年に飯塚さんの活動を知った被害者が全国で初めて提訴したことや
2024年7月の最高裁判決でようやく注目されることになります。
戦後最悪といわれる人権侵害。
被害の実態とその傷と向き合ってきた、これまでの報道を振り返ります。

↓topoで動画を見る↓

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

ほっとネットとうほく「傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

受賞歴

・2025年 日本民間放送連盟賞特別表彰部門「放送と公共性」最優秀
 「旧優生保護法 強制不妊手術をめぐる一連の報道」

・2025年 第62回ギャラクシー賞報道活動部門 優秀賞
 「旧優生保護法 強制不妊手術をめぐる一連の報道」

・2025年 第62回ギャラクシー賞テレビ部門 奨励賞
 「ほっとネットとうほく 傷痕-優生保護法が奪ったもの-」

弊社では、旧優生保護法について、1997年から取材を続けています。
2000年、2018年、2024年には全国放送のドキュメンタリー番組を制作。
提訴から最高裁判決に至るまでの6年間で、200本以上のニュースや特集を放送し、 旧優生保護法の問題点や被害の実態を伝え続けてきました。

旧優生保護法ニュース一覧

  • 旧優生保護法による被害者と国が初の定期協議 全面解決に向けて被害者が要望書

    2025年03月28日

    旧優生保護法による被害者と国が初の定期協議 全面解決に向けて被害者が要望書

  • 村井宮城県知事 旧優生保護法による被害者と面会し直接謝罪

    2025年02月12日

    村井宮城県知事 旧優生保護法による被害者と面会し直接謝罪

  • 旧優生保護法の被害者を積極的に探すことなどを村井宮城県知事に要望

    2025年01月29日

    旧優生保護法の被害者を積極的に探すことなどを村井宮城県知事に要望

  • 村井宮城県知事 旧優生保護法の被害者に直接謝罪へ

    2025年01月29日

    村井宮城県知事 旧優生保護法の被害者に直接謝罪へ

  • 旧優生保護法の新たな補償法施行「心から謝罪」石破総理が原告に謝罪 宮城県庁には相談窓口

    2025年01月17日

    旧優生保護法の新たな補償法施行「心から謝罪」石破総理が原告に謝罪 宮城県庁には相談窓口

  • 石破総理 旧優生保護法をめぐる裁判の原告らと保障法施行の17日に面会へ

    2025年01月14日

    石破総理 旧優生保護法をめぐる裁判の原告らと保障法施行の17日に面会へ

  • 旧優生保護法訴訟 仙台市の飯塚淳子さんも和解 宮城県内の原告5人全員で和解成立

    2024年10月31日

    旧優生保護法訴訟 仙台市の飯塚淳子さんも和解 宮城県内の原告5人全員で和解成立

  • 旧優生保護法をめぐる新たな補償法 参議院本会議で成立

    2024年10月09日

    旧優生保護法をめぐる新たな補償法 参議院本会議で成立

  • 旧優生保護法めぐる訴訟 原告側と国が問題の全面解決に向けて基本合意を締結

    2024年10月01日

    旧優生保護法めぐる訴訟 原告側と国が問題の全面解決に向けて基本合意を締結

  • 旧優生保護法めぐる訴訟 全国初提訴の宮城県女性が国と和解

    2024年09月24日

    旧優生保護法めぐる訴訟 全国初提訴の宮城県女性が国と和解

  • 旧優生保護法をめぐる裁判 被害救済への道を開いた原告と弁護団

    2024年09月19日

    旧優生保護法をめぐる裁判 被害救済への道を開いた原告と弁護団

  • 旧優生保護法をめぐる訴訟 国と被害者が和解に向け合意書に調印 24日にも和解成立へ

    2024年09月13日

    旧優生保護法をめぐる訴訟 国と被害者が和解に向け合意書に調印 24日にも和解成立へ

  • 【速報】旧優生保護法の補償 本人1500万円 配偶者500万円 超党派議連が法案提出へ

    2024年09月13日

    【速報】旧優生保護法の補償 本人1500万円 配偶者500万円 超党派議連が法案提出へ

  • 原告以外にも1500万円補償で最終調整へ 旧優生保護法の被害者補償

    2024年09月12日

    原告以外にも1500万円補償で最終調整へ 旧優生保護法の被害者補償

  • 宮城県全ての原告と国が和解の見通し 旧優生保護法をめぐる裁判

    2024年09月10日

    宮城県全ての原告と国が和解の見通し 旧優生保護法をめぐる裁判

  • 旧優生保護法 被害者支援団体が全面解決に向けて提言

    2024年09月09日

    旧優生保護法 被害者支援団体が全面解決に向けて提言

  • 旧優生保護法めぐる裁判 原告側と国が13日に和解基本合意へ 慰謝料1人当たり最大1500万円

    2024年09月09日

    旧優生保護法めぐる裁判 原告側と国が13日に和解基本合意へ 慰謝料1人当たり最大1500万円

  • 「日常業務の一部分だった」旧優生保護法の下で優生手術を申請した精神科医

    2024年09月04日

    「日常業務の一部分だった」旧優生保護法の下で優生手術を申請した精神科医

  • 旧優生保護法 官民一体で推し進められた強制不妊手術 障害者施設の元職員が証言

    2024年08月22日

    旧優生保護法 官民一体で推し進められた強制不妊手術 障害者施設の元職員が証言

  • 「時代の要請」旧優生保護法の下で不妊手術を執刀した産婦人科医

    2024年08月07日

    「時代の要請」旧優生保護法の下で不妊手術を執刀した産婦人科医

  • 旧優生保護法をめぐる裁判 長期化で最高裁の判決言い渡しを聞くこと無く亡くなった原告

    2024年07月30日

    旧優生保護法をめぐる裁判 長期化で最高裁の判決言い渡しを聞くこと無く亡くなった原告

  • 「政府の責任は極めて重大」岸田総理が原告らに直接謝罪 旧優生保護法めぐる最高裁判決を受け

    2024年07月17日

    「政府の責任は極めて重大」岸田総理が原告らに直接謝罪 旧優生保護法めぐる最高裁判決を受け

  • 不妊手術を強制された人などが対象 全国一斉の無料電話相談会

    2024年07月16日

    不妊手術を強制された人などが対象 全国一斉の無料電話相談会

  • 岸田総理が旧優生保護法訴訟の原告と17日に面会へ 最高裁判決を受け

    2024年07月09日

    岸田総理が旧優生保護法訴訟の原告と17日に面会へ 最高裁判決を受け

  • 強制不妊被害者補償へ超党派議連が新法の制定を検討 旧優生保護法の最高裁判決を受け

    2024年07月08日

    強制不妊被害者補償へ超党派議連が新法の制定を検討 旧優生保護法の最高裁判決を受け

  • 旧優生保護法めぐる裁判 宮城県の男性2人の勝訴が確定 最高裁が国の上告を退ける

    2024年07月05日

    旧優生保護法めぐる裁判 宮城県の男性2人の勝訴が確定 最高裁が国の上告を退ける

  • 旧優生保護法訴訟 宮城県男性2人の勝訴確定 最高裁が国の上告を退ける

    2024年07月05日

    旧優生保護法訴訟 宮城県男性2人の勝訴確定 最高裁が国の上告を退ける

  • 加藤こども政策担当大臣が旧優生保護法訴訟の原告らに謝罪

    2024年07月04日

    加藤こども政策担当大臣が旧優生保護法訴訟の原告らに謝罪

  • 「真摯に反省をし心から深くおわび」岸田総理 旧優生保護法めぐる裁判の最高裁判決を受け

    2024年07月03日

    「真摯に反省をし心から深くおわび」岸田総理 旧優生保護法めぐる裁判の最高裁判決を受け

  • 旧優生保護法めぐる裁判 最高裁大法廷 国に賠償命じる 仙台高裁判決は差し戻す

    2024年07月03日

    旧優生保護法めぐる裁判 最高裁大法廷 国に賠償命じる 仙台高裁判決は差し戻す