300年以上の伝統を誇る帆手祭が、宮城県の塩釜神社で行われました。コロナ対策で、3年連続の縮小開催です。

 帆手祭は、毎年3月10日に行われる火伏の祭りで、1682年から続いています。

 本来は約1トンの御輿を氏子たちが担ぎ、8時間ほどかけて塩釜市内を練り歩きますが、コロナ対策で2020年から規模を縮小し、30分ほど境内を練り歩く形になっています。

 それでも、歴史ある祭りをひと目見ようと、仙台市や大崎市などから見物客が集まりました。

 見物客「霊験あらたかというか素晴らしかったです。初めて見たんですけど来て良かったですね」

 氏子青年会戸羽宏明会長「元々火伏のお祭りなんですけども、火伏の祭りとコロナの終息ということで今回は奉仕をさせていただきました」