宮城県南三陸町で復興のシンボルとして親しまれているモアイ像が、現在設置されている商店街から近くに整備される広場に引っ越すことになり作業が行われました。

 南三陸町のさんさん商店街に設置されてきたモアイ像は、震災からの復興支援として2013年にチリ政府から贈られました。

 今回、商店街の近くに整備が進められている、うみべの広場に引っ越すことになり運搬作業が行われました。

 作業は佐藤仁町長らが見守る前で行われ、モアイ像はクレーン車を使って慎重に運ばれました。

 佐藤仁南三陸町長「モアイというのは未来に生きるという意味合いがありますので、これから南三陸町の町の姿や町民の皆様をしっかりと見守っていただける、そういう存在になっていただけるものと思います」

 モアイ像は引っ越し先の、うみべの広場がオープンする7月末に再びお披露目されることになっています。