仙台市の郡市長は宮城県の4病院再編構想について、村井知事とはあくまで1対1で対話を行いたいとする意思を改めて示し、2人の主張が平行線のままであることが浮き彫りとなりました。

 郡仙台市長「なぜそのようにマスコミの皆さんの前でお話することにこだわるのか。そのことも良く私は理解できないです」

 郡市長は30日午後に開かれた会見で、村井知事が示している4病院再編について公開の場で話し合いを行いたいとする考えに疑問を投げかけました。

 郡市長は、とりわけ県立精神医療センターの移転をめぐる議論については、知事と仙台市長の2人での話し合いが必要であると改めて主張しました。

 郡仙台市長「県全体の精神医療の構築をするに当たって、やはり禍根を残すことの無いように是非お話をさせていただきたい。これは、仙台市と県知事との間でしかできないお話だろうと思っている」