クマの目撃情報が相次いでいることを受け、宮城県は10月に発令したクマ出没警報を延長すると発表しました。

 県によりますと2023年度のツキノワグマの目撃情報は1日時点で862件と、前年度の同じ時期の1.7倍近くにまで増えていて、特に10月は過去5年平均の約3倍となっています。

市町村別では栗原市が243件と最も多く、次いで大崎市が169件、仙台市が164件などとなっています。

 県は6日、引き続きクマ出没の危険性が高いとして10月23日に発令したクマ出没警報を11月末まで延長すると発表し、むやみに山などに入らないよう警戒を呼び掛けています。