全国でクマによる人的被害が相次いでいます。宮城県でもクマの目撃情報が増加し、前年の同じ時期の1.5倍となっています。これを受けて、大崎市でクマの出没を想定した訓練が行われました。

 訓練は今回初めて行われ、県と大崎市、警察から約40人が参加しました。

 住宅街にクマが出没しその場にとどまったという想定で行われ、住民から通報を受けた後の対応として、クマを追い払う、捕獲する、駆除するのいずれかを選択するか検討しました。

 県によりますと2023年度のクマの目撃情報は、10月20日までに766件と前の年度の同じ時期に比べて約1.5倍に増えていて2人がけがをしています。

 冬眠を前にクマが人里まで下りてくる可能性もあり、県は11月6日までクマ出没警報を出して警戒を呼び掛けています。

 県自然保護課大山慶一郎総括課長補佐「なるべく早く通報者に話を聞いて、次の展開にするところはこれからより連携を強くして取り組んでいきたいなと思っております。今回はうまく行ったのかなと思っております」

 県は、山に入る際はクマの行動が活発になる朝と夕方の時間帯を避けるほか、餌となる生ごみを放置せず持ち帰ることなどを呼び掛けています。