東北運輸局による鉄道やバスなどの輸送事業者を対象にした、年末年始の安全総点検が始まりました。

 11日朝、JR東日本の東北本部ビルでは東北運輸局の石谷俊史局長がJR職員に向けてあいさつしました。

 石谷局長は10月に東北新幹線の車内で薬品が漏れて乗客らがやけどなどをした事故などに触れ「関係機関との連携を強化し、乗客に注意喚起を行い安全対策を徹底してほしい」と訓示しました。

 その後、仙台駅ではホームの非常停止ボタンや防犯カメラ、列車内への持ち込み禁止の危険物を周知するポスターなどを確認していました。

 安全総点検は1月10日まで行われ、宮城県では18の事業者が対象となります。