年末恒例のおすばで祭りが宮城県南三陸町で開かれ、年越しや正月に欠かせない旬の海産物が販売され、多くの人でにぎわいました。

 29日、南三陸町志津川の仮設魚市場で行われたおすばで祭りには、特産のアワビやマダコなどの新鮮な魚介類が並び、朝から多くの買い物客が訪れました。

 おすばでとは、つまみや酒の肴を意味する三陸沿岸の方言です。南三陸町では毎年この時期におすばで祭りを開催していて、正月の食卓を彩る豪華な食材が市場価格より2割ほど安く販売されました。

 買い物客「安いです。だからついつい買い込んじゃうね」「志津川で有名なマダコ。お正月料理には欠かせないですね」「毛ガニとアワビと、あとおつまみを買いました。年末年始家族で楽しんで食べたいと思います」

 おすばで祭りは午後1時まで開催され、多くの買い物客でにぎわいました。