宮城県産の日本酒の魅力を体験し世界に伝えようと、イタリアのソムリエたちが県内を訪れ、市場や酒蔵を見学しました。

　このツアーはイギリスに本部を置き海外で日本酒の普及活動に取り組む「酒ソムリエ協会」が主催したもので、イタリアからソムリエやシェフなど２３人が参加しました。

　一行はまず塩釜市の市場を見学。

　マグロを贅沢に乗せた海鮮丼を堪能しました。

　その後塩釜市の酒蔵「佐浦」を訪れ、蔵の歴史や酒造りの工程などを学んだほか、味わいの異なる日本酒や梅酒など３種類を飲み比べました。

　ワインソムリエ「とても面白くて魅力的な味でした。私たちはイタリアの食品に合う日本酒を探しているので、佐浦の日本酒『浦霞』はイタリアの料理にとても合うと思います」

　ワイン醸造家「とても楽しかったです。ここまで国の歴史と文化と繋がっている日本酒のことを知るのは特別な経験でした」

　参加者たちは２４日には、大崎市の「一ノ蔵」を見学する予定です。