1980年代のレコードと、当時の仙台市の喫茶店文化を紹介する展示が、青葉区で始まりました。

 23日から青葉区の「日立システムズホール仙台」で始まったのは「仙台レコード展」です。

 2回目の開催となった今回は1980年代を彩ったおよそ300枚のアナログレコードが並び、お気に入りの1枚をスタッフに再生してもらうこともできます。

 また1980年代の仙台市中心部の地図の上に喫茶店のマッチ箱を飾り、懐かしい音楽とともに当時の仙台の喫茶店文化を振り返ることができる仕掛けにしました。

 来場客「学生の頃とか喫茶店に行ったもんですから、懐かしくて見に来ました」

 こちらの似顔絵。1976年から続く老舗喫茶店・珈巣多夢(かすたむ)のマスターを描いたものです。

 珈巣多夢マスター伊藤強さん「あの頃はスマホ・携帯なかったもんですから、待ち合わせ場所というと、飲み会でもまず喫茶店で待ち合わせしてそれから行く感じだった」

 展示を企画した仙台まち文化研究所田中一彦さん「1980年代の仙台の喫茶店文化はどういうものだったかを振り返って楽しんで頂けたらと思います」

 展示は3月3日まで、入場無料です。