宮城県の4病院再編計画は27日の県議会でも取り上げられ、村井知事は名取市などでも説明会の開催を検討する考えを示しました。
病院再編計画をめぐる市民向けの説明会は12月から1月にかけて計3回、仙台市の太白区と青葉区で開かれました。いずれも計画が実現すれば病院が転出する地域です。
27日の県議会一般質問では、説明会は他の場所を含めて更に開催すべきではないかと村井知事にただす質問がありました。
村井知事「仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合について12月に基本合意が締結されたことから、今後は日本赤十字社や県立病院機構と連携して太白区八木山地区のほか、関係自治体である名取市などの各地域で地域説明会の開催を検討してまいります」
県の担当者によりますと、太白区八木山地区では改めて説明会を開催するほか、再編計画で新病院が立地することになっている名取市や富谷市でも開催を検討していて、内容や日程は調整中だということです。