珍しいパンダ柄のヒツジが生まれました。しかし日焼けすると…。

■“パンダ柄”珍しいヒツジが誕生

 目のまわりは黒く、体の色も白と黒。まるでパンダのような柄のヒツジ、その名も「パンダ」。2月中旬に生まれた雄のヒツジです。

 しかし、このヒツジ、日焼けすると毛の色が変わるというのです。パンダ柄のヒツジがいるのは静岡県にある牧場です。今月から公開が始まりました。

デンマーク牧場 福祉会 刑部隆一施設長 「珍しいヒツジが生まれたと思って、黒と白のあんばいがちょうどパンダのようになっていて、人気者になるのではないかと思ってうれしかったです」

■日焼けで“毛の色”変わる!

 パンダ柄のヒツジは白いお父さんヒツジと黒いお母さんヒツジの間に生まれました。奇跡的にパンダ柄に生まれたこのヒツジ、実は今だけしか見ることができないのです。

デンマーク牧場 福祉会 刑部隆一施設長 「ヒツジが大きくなっていくと、黒い部分が日に焼けて茶色に、真っ白い部分が日焼けで茶色。今の黒と白のバランスがだんだんなくなっていく」

 白い部分が日焼けで茶色になり、黒い部分も日焼けで茶色になります。そして早ければ半年後には全身茶色いヒツジになるのです。

デンマーク牧場 福祉会 刑部隆一施設長 「恐らく(生まれて)3カ月くらい。パンダのように見られるのは…」

 パンダ柄のヒツジを見ることができるのは5月中旬ごろまでです。