動物虐待にあたるなどと批判されていた、上げ馬神事のコースが改善されました。

 三重県の多度大社で行われた練習には関係者およそ200人が参加し、馬9頭が新しいコースを走りました。

 上げ馬神事を巡っては去年、けがをした馬が殺処分になるなどしたため、市民団体が神事の廃止を求める署名を県に提出しました。

 こうした事態を受け、今年の神事ではおよそ2メートルの壁をなくし、坂も緩やかにするなどの改善策が取られました。

 上げ馬神事は来月4日と5日に開催されます。