韓国大統領選挙の野党候補に選出された李在明(イ・ジェミョン)氏が公職選挙法違反の罪に問われた裁判で最高裁は2審の無罪判決を破棄し、審理を差し戻しました。

 韓国の最高裁は1日、逆転無罪とした2審判決を破棄し、ソウル高裁に審理を差し戻しました。

 李氏は6月に行われる大統領選で最大野党「共に民主党」の公認候補に選出されています。

 選挙までに判決が確定し被選挙権に影響を与える可能性は極めて低いものの、世論調査で独走する李氏に少なからず打撃となりそうです。

 李氏は「私の考えと全く異なる判決だ」「国民の意向が最も重要」とコメントしています。