イスラエルは、ガザ地区への攻撃を再開した3月以降停止していた支援物資の搬入を再開することを決めました。

 イスラエルの首相府は今月18日、ガザ地区への支援物資の搬入を再開すると明らかにしました。

 ただ、イスラム組織「ハマス」には物資が届かないようにすると主張しています。

 イスラエルのメディアは、閣議で反対の声が上がったにもかかわらず、ネタニヤフ首相が投票なしで決定したとしています。

 また、政府高官の話として、搬入方法はこれまでと同じで一時的な措置だと伝えています。

 今後1週間程度でガザ地区南部を中心にアメリカの民間企業が運営する新しい施設が整備され、イスラエル軍が管理をすることになるとしています。

 イスラエルはガザ地区への地上侵攻を開始する一方で、支援物資の搬入に関しては、トランプ政権から再開するよう圧力が強まっていました。