中国の4月の経済統計が発表されました。前の年の同じ月と比べて工業やサービス、消費ではいずれも伸びが減速し、不動産投資は2桁のマイナスが続いています。

 中国国家統計局が発表した4月の工業生産の伸び率は6.1%で、前の月の7.7%から減速しました。

 サービス業の伸び率は6.0%、消費の伸び率は5.1%でそれぞれ前の月から減速しています。

 また、不動産開発投資はマイナス10.3%と、厳しい状況が続いています。

 アメリカとの貿易戦争の影響が続くなか、国家統計局は「国内の経済政策と外部の貿易戦争を統合して考慮し経済の持続的発展を推し進める必要がある」と主張しています。